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 《第8章》作文・小論文の書き方

1、作文と小論の違い・基本ルール

ここでは、作文と小論文の書き方のコツを説明します。

推薦入試で作文や小論文が課される人も多いと思います。

普段は文章を書く機会が少なく、「苦手だな」と思っているかもしれません。

 

でも、大丈夫です。

 

書き方のコツさえつかめば、君にも書けるようになります。

まずは、作文と小論文の違いを知りましょう。

作文は読書感想文と同じように、基本的に何を書いても構いません。

「・・・・と思います。」「・・・・と考えました。」などと、自由に書いてもいいです。

敬体 い を使い、文末は「です、ます」で統一します。

 

一方の小論文は、何を書いてもいいというわけではありません。

なぜなら、論文というのは、相手に自分の考えを納得してもらうために書くからです。

君の意見を読んだ人に「あ~、なるほどね。」と思ってもらうのが、論文です。

だから、小論も作文と同じく、自分の考えたことを書けばいいのですが、 自分の意見に必ず根拠を示さねばなりません。

例えば、「小学生の英語教育に賛成か・反対か」の意見を述べるとしましょう。 君が反対の意見を書いたら、なぜ反対するのかを書きます。

 

君の反対理由が「小学生は英語より国語が大切だから」だとしましょう。

すると、 「なぜ英語より国語が大切と言えるのか」を、根拠を示して述べる必要があります。

なぜ英語より国語が大切なの?英語も大切でしょ?

こんな疑問をもつ読み手を納得させる必要があります。

君が英語より国語が大切だと考えた根拠は何でしょうか? テレビで見たことや、新聞で読んだことでもかまいません。

あるいは、「英語より国語が大切だな」と感じた君の経験を根拠として書きましょう。

 

● 小学生の語彙力が低下しているとニュースで話していたから。

● 日本語の読み書きができないと英語の和訳ができないから・・・など。

 

繰り返しになりますが、読んだ人に「あ~、なるほどね。」と思わせるのが、論文です。

 

作文が敬体で統一するのに対し、小論文の文末は常体「だ。である」で統一します。

 

 

 

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2、これで作文が書ける! タイムマシーン作戦

それでは実際の作文はどのように書けばよいか、そのコツを説明します。

原稿用紙にいきなり作文を書きだすのではなく、タイムマシーンに乗って構成を考え ましょう。

 

タイムマシーン?????

 

はい。

タイムマシーンは過去と現在と未来に行けますよね?

作文も、過去→現在→未来の順で書けばよいのです。

高校入試の作文のテーマは、それほど難解ではありません。

代表的なものは次のようなものです。 

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まず、おおまかな構成を考えます

すぐに原稿用紙に書くと、途中で原稿用紙がたくさん余ったり、足りなくなったりするか もしれないからです。

また、構成を考えることによって、途中で「次は何を書こうか・・・」と考える時間が短縮 され、結局は無駄なく時間が使えるからです。

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このように、「英検2級」にまつわる過去・現在のことを書いていきます。

おおまか過ぎるので、少し「肉付け」をしてみましょう。

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過去→現在→未来のストーリーで書くと、読み手も読みやすい作文になります。

おおまかな構成ができたら、原稿用紙に書いてみます。

書きあがったら、必ず先生や保護者の方に添削してもらいましょう。

誤字脱字、文のつながり、原稿用紙の使い方をチェックしてもらいます。  

 

 

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3、これで書ける!小論文のコツ

小論文も最初に構成を考えてみましょう。

用紙の空いた場所にメモします。

作文とは違うので、過去・現在・未来にこだわる必要はありません。

(環境問題や少子高齢化・など、過去・現在・未来を比較しながら書けそうなテーマな ら、タイムマシーンを使ってください。)

小論の場合は、自分の体験を入れることによって「広がり」と「説得力」が出ます。 

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《小論文 注意点・そのほかアドバイス》

● 自分の主張をはっきりと。

賛成・反対の意見文で、どちらの立場かわからない論文があります。

まずは、自分が何を言いたいのか、何を主張したいのか決めましょう。 どちらの立場に立つか決めたら、最後まで変えないで書きましょう。

賛成・反対のどちらを選んでも、採点には影響ありません。

● まず、メモ。

小論文は400字から600字程度が一般的で、制限時間は50分から60分。

構成メモに20分ほどかけて構いません。

焦って書き始めないこと。 残りの30分で一気に書けばいいのです。

● 適度に読点(、)を打ち、一文は短く

。 原稿用紙ならば、一つの文は2行以内。

それ以上の長さになると、主語と述語のねじれ、修飾・被修飾の関係がはっきりし ない文になります。

● 副詞などの呼応

なぜなら ~ だから。 もし ~ ならば。 きっと ~ だろう。

● 添削

書いたら必ず学校の先生に添削してもらいましょう。 

 

 

 

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4、資料問題読み取りのコツ

小論文では、与えられた資料をもとに自分の考えを述べる問題もあります。

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アドバイスを一つだけ書きますね。

 

気づいた事を箇条書きにしていくのはNGです。

 

高校生は0冊が一番多い・・・小学生はたくさん読んでいる・・・・中学生はまあまあ・・。

これは見たままを並べてだけなので、論文になりません。

そこで、注目ポイントを一つに絞って考えるようにします。

例えば、小学生がたくさん本を読んでいることにポイントを絞ります。

 

まずは、構成をメモです。

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資料を見たときに、注目ポイントは決めたけれど、そのあとの展開が難しい。

この問題ならば、「一か月0冊の中学生が多いこと」に注目したけれど、 そのあとに何を書いてよいかわからない・・・。

そんなときは「書けそうな部分」にポイントを合わせてもいいでしょう。 書きたいことよりも、書きやすいポイントを選ぶようにしてください。

もちろん、書いたら先生に添削してもらってください。 

 

 

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5、要約問題の対策

要約とは、文章の要点をまとめて短く表現することです。

小論文の問題で、「筆者の主張を要約せよ」という問題が出る高校もあります。

筆者が言いたいことを短くまとめるわけです。

要約練習を今日から始められる練習方法があります。

最初は難しい文章は避け、新聞の投書の要約から始めましょう。

投書は、地域の人が思ったことや考えたことを新聞上で発表したものです。

その人が考えたことや感じたことが、400字程度の文章で書いてあります。

きみと同じ中学生からお年寄りまで、いろんな人が意見や考えを書いています。

少しだけでも読んでみるとおもしろいですよ。

その中から自分が気に入ったものを選んで、一日一つ要約します。

政治経済や環境問題などの投書もありますが、難しいものを選ぶ必要はありません。

本当にどれでもいいです。

最初から要約するのが困難なら、ノートに写すことから始めましょう。

次に、写したものを要約してみましょう。 要点だけをまとめてみます。

400字程度なら、100字要約が目標です。

要約できたら、添削してもらいます。

 

だれが添削するのか? だれでもいいです。

 

だれでもいいので要約を読んでもらいます。

君の要約を読んだ人が、何を書いてあるか理解できればそれでいいのです。

「ここはどういう意味?」と突っ込まれたら、うまい要約になっていないのです。

※ 読んでもらうのは本当に誰でもいいのですが、「この言葉の使い方おかしい!」 「なんでここに<しかし>が入るの!?」などと指摘してくる人はやめておきましょう。

これはあくまで「人の意見を読み、まとめてみる練習」です。

ウマイとかヘタは関係なく、まずは書いてみることに意味があるからです。

要約するときは精読するし、ものすごく考えるので、国語力アップにもなります。

まずは、新聞の投書を写すことから。 次はそれを要約してみよう。

投書の要約に慣れてきたら、「社説」や「天声 てんせい 人語 じ ん ご 」の要約にチャレンジしてみます。

内容がけっこう難しいですが、公民の勉強にもなります。

※ 天声人語・・・・朝日新聞のコラム。 書籍やネットで読むこともできます。 

 

 

 

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