親の接し方

子ども力城長して児童期に入ると、自我にめざめ、自他の区別がはっきりわかるようになります。同時に道義的にもめざめ、善悪良否の判断が、その子なりにできるようになってきます。親はこの時期をしっかりとらえ、人間として大切な、人間生活のあり方や、社会とのかかわり方を身につけさせることが大切です。
それは両親の家庭生活のあり方を通して家族間の協力、援助、連帯感を培うことであって、また親の地域社会とのかかわり方、仕事への取り組み等を通して、社会性を身につけていくことです。日常生活の中で特に、我慢する、分かち合う、ゆずり合う、思い合う、規則を守り公徳心を養うなどの倫理観、道徳観を身につけさせたいものです。これらのことは幼児期からしつけるが、児童
期はこれを理知的にも解からせることができるので、幼児期の情のしつけを理で補習し、しつけを完成していきます。
 
この場合の親の接し方は父はきびしく、母はきびしさをやさしさで支えてやることが望ましいと思っています。ただ、やさしいだけでは、厳しいだけではいなないと思っています。のちに書いていこうと思います。