親の教育者としての役割

教育といえば、学校教育と考える人がまだ多いみたいですが、親として最も大切な教育は家庭における教育であり、その教育者こそ両親です。親が子どもの能力を引き出すことは確かでありますが、同時に親が子によって教育されることも忘れてはいけません。
 
家庭教育の先生は両親でりますが、教えるというよりも、自分の姿を通して示す人す。すなわち、親には教育のモデルとしての役割なのです。「教えたことは、憶えないが、やって見せたことはする」とか「耳で教えるよりも目で教えろ」といわれるのはこのことでしょう。
子どもの性格形成は、素質が20%で、環境が80%といわれています。子どもにとっての教育的環境の第一は両親です。
同じ親が生み育てた子どもたちが、それぞれ性格や能力が異なるのもこのためです。子育ては創造であり、人間性の開発です。子どもは親にとってかけがえのない宝であり、最高の芸術品です。そして親は子どもにとっては自分に明るい光を与え、温かい温もりを与えてくれる太陽であるが、父は明るいひかりを母はそのぬくもりを与えるの力理想的な父母の役割だと思います。