友達に「○○塾ってどう?」と聞いてみる。
または近所の方に「□□ゼミは~だそうよ」と評判を聞く。
「あそこの△△ちゃんは・・・塾で成績上がったんだって!」という話もあるでしょう。
「○○くんは□□高校に合格だって!塾はどこへ行っていたの?」 塾を検討するのであれば、ひとの話を聞くのは当たり前です。
大切なお子さんを預けるのですから慎重になって当然です。
しかし、塾へ通うのは本人です。
塾へ行って勉強するのはお子さん自身です。
お子さんと、うわさで聞いた「○○くん」とは別人であるということを意識してください。
「うちの子にとってよいのはどんな塾か?」を考えてあげるのが先だと思います。
残念ながら、塾へ通っている100%の子供の成績が上がるとは限らないのです。
ウワサになる子供は、うわさになるほど目立っている子供がいるということだけで、 そのほかにも大勢の生徒がいるのです。
「うちの子は、集団授業では質問などもしにくいだろう。少人数のほうがいい。」
「集団の中で競争したほうが、うちの子にはよさそう」
「一対一でじっくりみてもらったほうがいい」
「家から近くて通いやすいのが一番」
「夜遅くて心配だし、送り迎えもできそうになりから家庭教師かな」
「うちの子は数学だけ習いたいから単科の塾がいい」
まずは、何を最優先にするのか家族のみんなで考えてみましょう。
そして、いくつかの塾が候補にあがりましたら、体験授業を受けさせることをオススメ します。
入塾したあとで、「こんなはずじゃなかった!」と後悔するのは悲しいです。
教室の雰囲気はどうか(質問できそうか)。
先生はどんな人か(わかりやすくて当たり前です)。
宿題はどれくらい出るか(無理がない量か) 実際にお子さんがその塾で一緒に勉強してみて、お子さんが続けていけそうなら正式 な入塾を検討します。
体験授業の「想像していたのとは違った」という感想は珍しくありません。
保護者さまが先導して塾を選ぶ場合も、お子さんが納得した上で入塾しないと それが成績の伸び悩む原因になりかねません。