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中学受験は算数で決まる!

 
算数が得意だと有利な理由
 
一般的に首都圏の中学受験は、国語・算数・理科・社会の4科入試です。
 
一方、関西圏では国語・算数・理科の3科入試が主流になっています。
 
中学受験では、どの科目もまんべんなく高得点が取れれば理想的ですが、なかでも"得意"にしておくと有利な科目があります。
 
それは算数です。
 
実は、中学受験の合否は、算数にかかっているといっても過言ではありません。
 
それにはいくつかの理由はあります。
 
まず一つ目は、中学受験において算数の内容が特殊な点が挙げられます。
 
中学受験の入試問題は、建前上は小学生が習うべき学習範囲から出題されることになっています。
 
ところが、学校の算数のテストでは毎回100点をとる子でも、中学受験専門の塾に通っていなければ、中堅校以下の中学入試問題でも、2、3割しか解くことができません。
 
例えば国語なら、日常使う言語の問題ですから、日常生活の積み重ねや学校の授業が入試でも基礎点になります。
 
ところが、算数では学校の授業では見たこともないような問題が出題されるため、「受験用」の勉強が必要になります。
 
しかも、その内容は膨大で、難易度も高い。そのため、算数は学力に大きな差がつきやすいのです。
 
また、算数の試験は、他の科目と比べて問題数が少ないという特徴があります。
 
小問題がだいたい20問くらいしかないので、100満点であれば1問あたりの配点は5点です。
 
それに対して国語などは小問題の数がずっと多く、例えば30問あるとしたら、1問あたりの配点は3点です。
 
つまり、算数は他の科目よりも問題数が少ない分、1問ミスをした場合のダメージが大きくなってしまうのです。
 
実際、受験者の点数を見ると、そのばらつき具合が一番大きく出る科目は算数です。逆を言えば算数で高得点が取れれば、合格する可能性は非常に高くなるということです。
 
特に関西の場合は、国語・算数・理科の3科目入試のため、その比重は大きくなります。
 
例えば灘中なら、国語200点、算数200点、理科100点の配点となっています。
 
つまり、首都圏よりも一層、算数の得点力が合否にかかってくるということです。算数は、中学受験においてとても重要な科目であることを知っておきましょう。
 

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低学年の算数の学習で大切なこと

 
ただし、「先取り学習」が必要といえども、思考力がないとなかなか結果に結びつくのに時間がかかってしまいます。
 
また、思考力がないと中学受験を目指し塾に行ったとしても、大変苦労します。
 
思考力をつけるには、また、数学的頭脳を持つためには、小学校1.2年生の算数が大変重要になってきます。(算数で使うワードをほとんどそこで学習します)
 
 
思考力をつけるために、幼稚園児からの学習を進めています。
 

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算数を得意になる秘訣は、「わかる楽しさ」を教えてあげることです。
 
 
 
 
 
 

国語の成績を上げる3つの条件

 
中学受験で算数が重要であることはよく言われることですが、国語はどうなのでしょうか? 
 
理科・社会に比べると、授業数も入試の配点も高く、重要そうには感じます。
 
しかし、公式を覚え、演習問題で力をつけていくといったように、勉強のやり方が明確な算数と違って、国語は漢字と語句の知識を増やす以外に、何をどう勉強したらよいのかわからないという声を多く聞きます。
 
また、国語は感受性の高さを要求する科目だから、子ども本人が成長しないことには、どうにもならないと思っている親御さんもいるようです。
 
結論から言うと、国語の成績を上げるには、次の3つの条件がそろっている必要があります。
 
①文章を読む力を育てる
②問題を解く力を育てる
③「読む力」と「解く力」のバランスを整える
 
 

文章を読む力の育て方

 
まずは、文章を読む力です。当たり前のことですが、文章の内容がつかめていなければ、国語の問題を解くことは難しいでしょう。
 
国語という科目が、文章の内容を読み取ることを第一の目的にしていることからも、これは当然の条件です。
 
しかし、文章が読めれば、国語の問題が解けるというわけではありません。
 
本を読むのは好きなのに、国語のテストで高得点が取れない子はよくいます。
 
小学校で習う国語では、文章を生徒が思い思いに読んで、感じたことを自由に発表する形で授業が進められていきます。
 
このため、文章を読むことだけに気持ちがいきがちになります。
 
しかし、受験の国語は、他の科目と同様に、設問に答えることで点数がつきます。
 
ですから、解き方が分かっていなければ、点数は伸びません。
 
国語のテストの問題というのは、素材文を読んでいない人でも、「ああ、なるほどね」と理解・納得できる答えを求めています。
 
例えば「『なんとも言えない気持ちになった』とありますが、それはどういうことですか?」という設問であれば、この素材文を読んでいない人たちにも、その登場人物が「悲しい気分になった」ときの状況や理由が分かるように説明しなければなりません。
 
それには、「登場人物が出合った出来事」+「それまでの事情に基づくその人物の受け止め方」+「その結果生まれる感情」といったように、その素材文を読んでいない人にも伝えることができる論理的な思考が必要なのです。
 
一方、読書が好きで、表現力も豊かなのに、テストで点が取れない子というのは、設問に答えているつもりでも、実際は自分の感じたことだけを述べているだけにすぎず、誰にでも納得できる解答になっていないのが、伸びない原因です。
 
でも、そういう子でも、国語のテストの解き方を学べば、確実に成績を上げることができます。

 

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