明日からは11月!TVの家庭教師のトライさんのCMでも【受験まで100日】とかやっています!
受験生はいろいろと耐えなくてはいけない時期になってきましたね。
僕も寒くなってくると、受験を思い出したりもします。
先週、ケアレスミスが多い子に、スーパー学習システムを使って弱点とケアレスミスをなくす学習をしていた時の事。
どうしても、確率問題を間違ってしまうんですよね。
サイコロを振るとかは、もう間違えることはないんだけど、クジの問題「最初に当たりをひいて、2回目ははずれをひく確率」みたいなものは、いつももっともそうな答えを書くんだけど間違えてしまう。そのような子がいます。
そのことは夏期講習からだったので、3カ月程度のお付き合い。しかしながら、結構の師弟関係とお互いに信頼関係は気づけたかな~と思って普通に接していたんですね。
で、ケアレスミニと弱点克服学習。これ、つらいんです・・・間違った問題の類似問題を理解できるまで永遠と置かなきゃいけないんで、本当に理解ができていないと終わらないんですね。
で、いくら解説して、考えさせても毎回間違えるんです・・・・
それを繰り返しているとき
「まったくわからないです」と、ちょっとふてくされた感じ!
こっちも
「わからないじゃなくて、何が、どこがわからないのか、わかるように説明して」と応戦。
ないが解らないかを聞いてみると
たぶん6本クジが当たって、当たりが2本、はずれが4本。2回ひいたとき、1回目が当たりで、2回目がはすれの確立を求めなさい。みたいな問題だったと思うんだけど、
『1回目と2回目はわかるんですけど、その次の時なんで6本に戻っているのがよくわからない』
ということでした。
確率とは「事柄の起こりやすさ」のことなんです。
それを僕は、その子はわかってるつもりでいたんです。なぜなら、夏休みは「はい。はい。」と素直に聞いてくれていたから^^;
だから、3回目はなくて、スタートの条件に戻さないと「事柄の起こりやすさ」が変わっちゃわない?と説明しても
「戻すなんておかしい!クジってそんなんじゃない!!」と^^;
「駄菓子屋のクジだったらそうかもしれないけど、これは数学の確立の問題だから、あくまでも問題の起こりやすさを求める問題なんだから、君の考え方を変えなきゃ、間違いはなくならない」と!
そしたらブツブツと「今まで15年間の考えを変えろっていうのかよ・・・」と^^;
自我が芽生えて、その自我を否定・・・思春期の子プンプン!典型的なパターンです。(そこまで大げさなことではないとは思うんだけど・・・・本人にとっては重大なこと??)
長文読解も迷わず解くことはできるんだけど、選択の段階で、持論が展開してしまって間違ってしまうパターン、がよくありました。
こんなところに、ツマヅキがあったんだ~と思い知らされました。
こんな時は、まず【認めて】あげることです。
「君の言ってることもよくわかる」
と、話し始めるとよいです。「そうそう、お前も解るだろ」と壁がなくなるから、その後も話を聞き入れやすくなります。
今回の反省は
『お互い言いたいことがハッキリ言え、お互いの立場を尊重するような関係』まで作らなくてはいけないということです。
「はい。はい。」言っている素直な子は、わかっているんではなくて、猫かぶっているだけなんです。
いち早く、猫の皮をはぎっとってやるかがこれからの課題ってことですね!
自分の考えじゃなくて、作者の考えを読み取れるようになれば、今あるミスはなくなっていくでしょう!!
頑張れ受験生!って言ことで、今日も北辰テストに向けて弱点克服授業です^^;