三つ子の魂百まで

「三つ子の魂百まで」聞いたことがあるでしょうか?これは、子どもを育てるのに幼児期の教育がいかに大切かをを教えたものです。
 
人間の行動、思考、生活は大脳からの命令によって行われています。その大脳の65%が3~4歳までに作られます。ということは、3~4歳までの家庭教育でほぼ人間形成がすんでしまうということです。「三つ子の魂百まで」と言われる意味はこれにあります。
 
私も子どもの時は「大人になったらかわるでしょ~」なんて思っていましたが、実際アラフォーになっても考え方などは基本子どもの時期と変わっていません。みなさんはどうでしょうか??
 
ただいろいろ経験しながら大人になり、自分の考えの間違っているところなどは、修正できる力はつけてきました。みなさんんも同じだと思います。
 
狼に育てられた「アマラ、カマラ」の話聞いたことありますか?7歳まで狼に育てられた子が、その後牧師さんによって育てられることになりましたが、その行動様式は全く狼そのものだったそうです。
 
人間の子どもは成長の発達段階の中で、幼少時代にその生活環境から受ける影響がいかに大きく、心身の発達のもとになるか、いったん受けた影響を取り除き、修整することの難しさを身をもって示してくれたといえます。人間の子どもは人に生まれても人間になるとは限らない。人間社会の中で人間によって人間らしく育てられなければならない。三つ子の魂百までといわれるのはこのためです。