【埼玉県公立高等学校入学者選抜試験入学候補者発表】

 
 
簡単に言うと^^;埼玉県立高校入試合格発表の日でした。
 
本音を言えば「ど~かな~?」と当日までは心配でした。
が、発表解禁の9:00を過ぎると
 
「合格しました。」
 
とのLINEがたくさん入ってきました。
 
最後に、三郷から通ってくれていた生徒がお母様と一緒に合格の報告に来てくれました。
 
結果「みなさん、合格おめでとうございます!」
 
でもでも、頑張るのはこれからです!高校入試は、これかいろいろある大変なことの予行練習です。
 
頑張って成果がでたことの喜び、もう少しこうやっておけばよかったという反省。
 
これからに生かしていってください。陰ながら応援しています。
 
 
 
《講評》
 
倍率は少子化も関係してこれからもクラスが減っていくことが予想されます。
だから、子供の数が減る分、学校の受け入れ人数も減ってくるので、倍率は低くなることはないと思います。
 
2020年の教育改革から、大学入試が大変になります。
高校入学後から、進学に関係するテストも始まり、 入学後すぐに受験準備を始めなくてはいけません。
 
ということは、中3字の成績が、子供の将来を決めることに近いということです。
 
私は進学を考えるなら、付属高校入学を進めていますが、やはり県立高校の人気も根強いのが埼玉県。
 
高校はランクがあるので、厳しいようですが低いランクの高校に入学するとそれだけ進学には不利になります。
 
県立から大学進学を考える場合は、地頭が必要だと思われるので(県立ではしばらく大学入試対策が難しい)越谷高校(学校選択問題採用の最低ライン)が人気になります。
 
これからも、そこは変わらないでしょう。
 
入試問題も、2020年の改革に合わせてか、変化が見られました。
 
英語では、質問から英語の問題が出たり、国語では思考力を問う問題が多く出されました。
 
2020年から授業も全部英語。ということを考えると、最終的には日本語なしのテストに移行していくのではないでしょうか?
 
さらに、覚えたことを書く問題より、覚えたことを使う問題が5教科でも増えていくように感じられます。
 
 
学習方法としては、勉強が苦手な子は『量』、難関校を目指す子は『質と量』が必要だと思いました。
 
『量』はどの子にも絶対に必要で、特に勉強が苦手な子には「勉強のやり方」を指導しても実践できるまでには時間がかかります。よって、質が良い勉強を少量こなしたとしても身につくことはなく、量をこなさないと結局は結果は出せないと感じています。
 
さらに勉強をして頭を使って考える訓練をしていかないと、暗記もできないのかなと思っています。暗記は「覚えるだけ」で簡単なことだと錯覚してしまいがちですが、何かを何かを関連付けて覚えていくのが暗記です。効率よく暗記するためには、思考力を必要とします。
 
『量』をこなして、考え、思考力を付けていくことが大切です。で、思考力が付くまでには、なかなかの時間がかかります!
 
 
部活動や習い事など、学生もなかなか忙しいですが、「子どもの将来の幸せ」を簡単に手に入れる方法は、まずは学力です。
 
お子様の今も大切ですが、この先、何十年も生きていかなくてはならない「将来」のことを考えてあげたほうが、子どもは幸せになれるのだと思っています。
 
 
なかなか、厳しい世の中になっていきますが、対策は早めにしておいた方がいいというのが、ものすごく感じていることです!